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高校卒業後、病院に就職した事がキッカケで介護業界に進出。その後、老人保健施設に転職してから実務経験を積みながら通信教育で介護福祉士の資格を取得。その後はさらにスキルアップの為、職務内容が違う3種類(療養型病院・老人保健施設・訪問介護)の職場を渡り歩き、新人指導や業務改変作業の担当を受け持つなど豊富な経験を持つ。今でも現役で老人保健施設の介護職として働く事で介護業界に貢献中。

 

昔から介護疲れのために介護者の精神が病んでしまい、その結果介護をしている相手を殺害。

または、自分が自殺してしまったりする事件が起こっています。

そして介護疲れのために、うつ病になってしまうこともあります。

何故、介護疲れが生じるのか?

それは社会的な問題・人間関係での問題など、色々な問題が原因にあります。

それではどうしたら、介護疲れを軽減させることが出来るでしょうか?

それには介護疲れが起こる原因と、それに対する解決策を知る必要があります。

介護の問題はこれから生きていく中で、必ず通る問題です。

今のうちに、介護疲れに対する対策を立てておきましょう。

 


介護疲れが起きる原因


原因には大きく分けて二つあります。

1、社会的な問題

社会的な問題とは、介護保険が成立してからも、その制度を上手く利用出来ない。

利用の方法が分かりにくいなどの問題です。

 

(例)

・ケアマネと上手くコミュニケーションが図れない。

ケアマネが間に入って、ケアプランや介護保険を利用するための手続きをしてくれるのは良いが、利用する側の意見を取り入れてくれない。

この問題はケアマネの力量や経験が関係してきます。

基本的なことを忘れてしまっているのです。

・市町村によっては、対応がシッカリ出来ていない場合がある。

大まかな内容は統一されていても、細かい条例が市町村によって違う場合が多いため、混乱してしまう。

 

2、人間関係での問題

過去も現在も、人間関係での問題はかなり大きく重大です。

 

昔の場合

・家族が介護をするのが当たり前と思われていたので、他の人に介護を頼むことが出来なかった。
・施設に預けることも出来ず、介護負担が家族だけにかかってしまっていた。
・人の目を気にするあまり相談をすることも出来なかった。

*地方になればなるほど、その風潮は色濃かったです。

 

現在の場合

・核家族化が進み、老々介護をしなければいけない状況が増えた。
・夫婦のみで生活している場合が多く、自分も高齢なのに介護をする立場になってしまった。
・年金や給料だけでは生活するのに精一杯で、施設に払うお金が無い。
・年金や給料も年々下がっている傾向にあるのに、施設利用料は安くならないから預けることが出来ない。
・相談にのってくれる人がいない。
・相談相手がいないために一人で悩んでしまい、精神的に疲れてしまう。

*このように問題が発生すると、自分が犠牲になれば良いとか誰も自分のツラさを理解してくれないと考えるようになってしまいます。

この考えをずっとしていることで、うつ病になってしまうのです。

 


介護疲れを軽減する方法


介護疲れを軽減するための一番の方法は、誰かに相談することです。

誰にも相談出来ずに、一人で抱え込むから介護疲れが起こるのです。

それならば、相談することから始めましょう。

相談相手は自分の身近な人でも、市町村の福祉課の職員でも、地域包括支援センターでも何でも良いです。

誰かに、自分は介護をすることがツラいことを知ってもらいましょう。

相談しなければ、知ってもらうことは不可能です。

困ったことや、ツラいこと・分からないことなど、遠慮せずに聞いたほうが自分が楽になります。

介護保険制度が出来たのですから、その制度を利用しない手はないのです。

一人で抱え込む前に、相談することを考えましょう。

 


自分のことも大切に


家族の介護をすることは大変ことです。

どんな理由があるにせよ、その決断をしたことが凄いことです。

しかし、その決断をしたことを後悔したり、介護疲れが原因で自分の精神が病んでしまっては元も子もありません。

そして精神が病んでしまったために、相手や自分を壊すことになったら悲しいことです。

そのようなことが起こらないように、まずは自分を大切にしましょう。

自分を大切にすることが、相手にとっても良い介護を行うことが出来るのです。

 

この記事を書いた人

遠藤 こずえ
遠藤 こずえ
高校卒業後、病院に就職した事がキッカケで介護業界に進出。その後、老人保健施設に転職してから実務経験を積みながら通信教育で介護福祉士の資格を取得。その後はさらにスキルアップの為、職務内容が違う3種類(療養型病院・老人保健施設・訪問介護)の職場を渡り歩き、新人指導や業務改変作業の担当を受け持つなど豊富な経験を持つ。今でも現役で老人保健施設の介護職として働く事で介護業界に貢献中。