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小川タカコ
子供服オンライン講座を主催。23歳の時にフリーランスで起業。29歳からはパリコレの作品を縫うことに。一流ブランドとの経歴は、再現性が高く、洗練された出来上がりを求め、数々のヒミツを実行したからに他ならない。子供服にも有効な、超絶わかり易く【失敗しないコツ】を伝授。『面倒くさがりなのに超一流!ずぼらでもパリコレ作品を縫えるヒミツ』

パリコレ元顧問 ソーイングマスター小川タカコです。

Facebookグループ「How to ずぼらでパリコレ」でご質問にお答えしてます。

糸調子がどうしてもよくない場合についての質問が多かったので、
今回は職業用ミシンについてと、工業用ミシンについて、記事をまとめました。

※超重要なメンテナンスの情報なので、ぜひとも常に気を付けて、心がけるのを忘れないでいてください。
家庭用のミシン、革など分厚いものを縫うミシンについては専門外なのですが、基本は一緒ですから、参考程度に読んでいただけたら有り難いです。

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糸調子が悪いミシンは壊れているのではない


糸調子が悪い時、大概の場合は糸の強さの調整が取れていないから、結果として縫えない状況に陥ります。

「私のミシンが調子悪くて!」と皆さんが良く言うのですがミシンというのは精密機械なので、ちょっとした不調でも正しく縫えません

しかし、全部の不調を整えてやれば、めったなことで壊れるマシンではないのがミシンでもあります。

ネジを締めるのに、一番強く締めるマシンは何だと思いますか?
棚などは、ドリルでネジを打つでしょう。

重さに対し、ネジはきつく締めすぎる必要はないからです。

車は、ネジを思い切り強く締める分野です。
振動でネジが緩んだら、交通事故が起きますので、やたらなことでは緩まない締め方をします。

しかし、ミシンのネジもハンパなく強く締められています
どんなに高速で縫って、ガタガタ揺れても振動でネジが緩まないように、ガッキリ締めてあります。

 

素人がネジを緩めようとするには、テコの応用をしたネジ回しでなければ、ミシン屋の締めたネジには敵いません

ネジ山を痛めてしまうと、ネジ山がつぶれてしまい、悪くすれば一発で外せなくなる危険さえあります
一度でつぶれなくても、合わないもので何度もトライしていると、徐々にネジ山が広がっていき、まだまだだと思っていると突然ネジ山がつぶれて、外すことが出来なくなります

開かないネジは

  • ネジの溝の厚みと、ネジ回しの先端の厚みを必ず一致させること
  • テコの原理で開ける、画像のようなネジ回しを使うこと

テコのねじ回し

そのくらいに、ミシンとはしっかり作られているもので、頑丈、かつ40年、50年活躍できるほどのマシンがミシンなので、そうやたらに壊れないという前提で考えてください。

 

ミシンが悪いと決めつけると、原因が探し出せなくなってしまうからです。

ミシンがダメなのだという理由は、最後まで考えないほうが、結果としてミシンと仲良くなれます

以上の理由から、不調の時にどこからチェックしていくべきなのかを、リストアップします。

 


糸調子が悪い職業用ミシンは、機械オイルを差す場所


 

職業用ミシンは、オイルを貯めておく仕組みがなく、ミシンの頭部だけしかありません。

職業用ミシン

このため、オイルを釜に定期的に差してやる大前提があります。
ガシャガシャと異音がする

ガシャガシャの異音は、釜にオイルがなくて、鉄が触れ合って摩擦が起きている証拠

早急に釜の所定の位置にオイルを差さないと、悪くすれば破損する危険があります

職業用ミシン

このように職業用ミシンは、横からしか釜の部分を見ることができない為、作業がしにくいのですが、針板を外してレース面にオイルを差してください。

職業用ミシン

職業用ミシンのメンテナンスの方法はこちらYouTubeで見つけたので参考にしてください。
糸調子をはじめとするミシンが快調に機能するために、当然ながら絶対に欠かせない超重要なメンテナンスです。

潤滑油556などは、錆び取りの性能もあるため、ミシンオイルには不適合です。

 


糸調子の前に、工業用のミシンもオイルチェックと、オイルが浸透するシステムを知ろう


工業用のミシンには、ミシンの頭部の下にオイルを貯めておくプールがあって、そこに入れてあるオイルがモーターを回すたびに、ミシン全体に跳ね上がって、常にマシン全体に浸透していくシステムになっています。

工業用ミシン

静かにゆっくり縫いたい人は、回転数が足らないため、ミシンの、不具合を起こしてしまいがちな危険を常にはらんでしまうという事です
工業用のミシンは高速で縫うためのマシンである為、低速だけで縫っているとオイルがミシンの全体に回る機会を損失しているため、ミシンの釜(ボビンケーズを入れる所)を摩擦で壊す危険が大きくあるというわけです。

 

最初に、レース面にオイルを差してから、クルクルと手でプーリーを回してオイルをなじませ、頭部を元に戻しスピードを上げてミシン全体にオイルを回すようにします。

工業用ミシン 中ガマレース面

この部分にオイルが跳ね上がるスピードが、何度か必ずあるように心がけます(動画を参照してください)

オイルの色が汚くなったら、取り替え時は透き通っているオイルですが、使用頻度で状況はそれぞれでも、しだいに茶色に変わっていきます。

上記の事は、動画で実際に感じてもらえないと分からないことなので、ぜひ動画でミシンの動きの速さと、オイルが跳ね上がる回転数との比較をご覧ください。

この頭部のメンテナンスは続きがあります。

なおミシンの下部のメンテナンスはこちらです。

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非公開グループへのお誘い


最後に私が運営する、Facebookグループへのリンクをお知らせしますね。Facebookグループ「How to ずぼらでパリコレ」
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~あなたの縫うときの疑問に、私が直接に答える特典~

動画や記事に関しての質問や、洋裁用語の使い方スレッド
生地と糸調子、針のことなど

分類別のスレッドで、
画像のやり取りを含めてお答えしますので、理解しやすいシステムです。
詳しい質問や意見を、全員でディスカッションしましょう!

しっかりと自分の血肉化するまで、あなたがすることはアウトプット

 

習ったことをどんどん言葉にして、発する

習ったことをどんどん言葉にして、発することで、あなたは理解を深められます
自分ではわかったつもりになっていても、応用が利きにくいのです。

 

疑問を見つけ出す気持ちで作る作業をしながら、実際にそれを言葉にして相手へ伝えディスカッションすることで、自分の中にしっかりと根付いたものが作られていきます。

素材が変わるなど、服を作る作業は同じ状況ではなく、常に応用の繰り返しです。
その中で、難しい状況になった時に、お手上げな状況に陥らない応用の幅を持てる基礎の力を作ってください。

 

頭の中で言葉にすることに慣れ、言葉からも習うことを位置づけてあげれば、グンと伸びていきます

 

現在のメンバーの、縫える内容はそれぞれですが

お互いに思いやりと慈しみの心で
地道でしんどいときも多い、洋裁という自己表現

もっと楽しく、もっと共感する笑いや
報告できた時の達成感を大切に、運営していきたいです。

 

上手い人だけいるんじゃないの?とか
知らないことを聞いたら、出来る人に笑われたりするんじゃない?

なんて、心配はご無用です。

私ががっちり管理しています。
上から目線な物言いや、冷や水を浴びせるような言動は、私が許しません

もちろん最初は忠告からしますが、場合によっては退会処分すると明記してグループを発足しました。

 

共感と相手へ尊重する心を、大切にしたいです。

心置きなく質問出来て、意見交換も遠慮なくできるような
大切な仲間を育てたいです。

 

興味はあるけどミシンなんて無理というかたも、ご参加ください

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