The following two tabs change content below.
高校卒業後、病院に就職した事がキッカケで介護業界に進出。その後、老人保健施設に転職してから実務経験を積みながら通信教育で介護福祉士の資格を取得。その後はさらにスキルアップの為、職務内容が違う3種類(療養型病院・老人保健施設・訪問介護)の職場を渡り歩き、新人指導や業務改変作業の担当を受け持つなど豊富な経験を持つ。今でも現役で老人保健施設の介護職として働く事で介護業界に貢献中。

 

介護保険制度が設立されて、国民に介護保険料を納付する義務が出来ました。

その為40歳になると、強制的に自分の収入から介護保険料が徴収されます。

しかしその強制力は、生活保護を受けている人にも効力を発揮するのでしょうか?

最近は不景気になり、生活保護を受ける人が増えてきています。

基本的に生活保護を受けている人は、国からの援助を受けている状態です。

そのような状態で介護保険料を支払うことが出来るのか?

そして介護保険のサービスを受けることが出来るのか?

今回は生活保護介護保険の関係性について解説していきます。

 


生活保護とは


生活保護とはどういうことか?

介護扶助・・・介護費用を直接指定の介護事業所に支払う。
生活扶助・・・食費や光熱費のための費用を一定範囲内で支給する。
住宅扶助・・・家賃にかかる費用を一定範囲内で支給する。
教育扶助・・・義務教育に必要な費用を一定範囲内で支給する。
医療扶助・・・医療費を直接医療機関に支払う。
出産扶助・・・出産にかかる費用を一定範囲内で支給する。
生業扶助・・・就労にかかる費用を一定範囲内で支給する。
葬祭扶助・・・葬祭にかかる費用を一定範囲内で支給する。

 

このように8つの扶助を国から受けられることです。

しかし誰でも生活保護が受けられる訳ではありません。

生活保護を受けるためには、自分が住んでいる市町村に申請する必要があります。

申請をして、認められた場合に生活保護を受けることが出来るのです。

 


生活保護と介護保険の関係性とは


生活保護を受けている人は、生活をするうえで国から色々な援助をされています。

しかし介護保険料に関しては、生活保護を受けていても支払う義務はあります。

それでは介護保険料をどのように支払うのか?

それは、介護扶助から支払われます。

つまり生活保護を受けている人は、実質支払う必要がありません。

実際は介護保険料を支払っていませんが、介護扶助から支払いを行っているため、介護サービスは受けることが出来ます。

国の法律上、国民全員が平等に最低限の生活をする権利があると言っているからです。

生活保護を受けている人は、あくまで最低限度の生活が出来るだけの援助しか受けていません。

それでも介護保険のサービスに関しては、通常徴収をされている人と同じサービスを受けることが出来ます。

生活保護を受けているからと言って、心配することはありません。

要介護状態になってしまったら、市町村・ケアマネ・地域包括支援センターに相談して下さい。

 


介護保険を上手く使おう


生活保護を受けている人でも、介護保険のサービスを受けられることは説明しました。

それを理解したうえで、介護保険を上手く活用していきましょう。

人は誰でもその人らしく生活する権利があります。

それが例え生活保護を受けている人でもです。

 

好きで生活保護を受けている訳ではない人が大半でしょう。

確かに中には、自分で生活出来るのに生活保護を申請している人がいます。

以前はそれが問題になり、生活保護の申請が厳しくなったときもありました。

それでも生活保護を受けて、何とか生活している人が多くいるのも確かな話です。

そんな状態で要介護状態になってしまったら、今後がとても不安なのは当然です。

そこで介護保険制度を上手く利用して、安心した未来を過ごしていきましょう。

 

この記事を書いた人

遠藤 こずえ
遠藤 こずえ
高校卒業後、病院に就職した事がキッカケで介護業界に進出。その後、老人保健施設に転職してから実務経験を積みながら通信教育で介護福祉士の資格を取得。その後はさらにスキルアップの為、職務内容が違う3種類(療養型病院・老人保健施設・訪問介護)の職場を渡り歩き、新人指導や業務改変作業の担当を受け持つなど豊富な経験を持つ。今でも現役で老人保健施設の介護職として働く事で介護業界に貢献中。