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中村 光信
マウンテン&ウォーターマンでありグラフィックデザイナー。 オヤジと呼ばれる歳になっても今なお自然を舞台に実践し続けているエクストリームな遊びと、 デザイナーとしての腕一本だけを武器に、好きなことで稼いで自分らしく生きていく、自称「エクストリームオヤジ」として世の迷えるオヤジ達をそそのかすような発信とゴキゲンなライフスタイルを実現する可能性をExploring!

 

どうも、エクストリームオヤジの中村です。
あなたは、ロッククライマーというエクストリームな人種の人たちには、どんなイメージを持っているでしょうか。

前回、「神々の山嶺」という山岳小説の簡単な書評をさせていただきましたが、そこに出てくるクライマー達はゴリゴリで暑苦しい髭面の漢といったイメージでしたし、世間一般的なイメージもそういった山男的な感じかもしれません。

でも、実際のクライマーと呼ばれる人たちは、筋肉質ではありますが、一様にスリムで身長もそんなに高くはない人が多いですね。僕もクライミングに打ち込んでいた頃は平均体重を大きく下回っていました。

日本の超一流のクライマー達もそんな感じですが、世界レベルで見てもトップクラスの実力者揃いで、ヒマラヤやアルプスほか世界中の高難度かつ厳しい山々や岩壁に挑んでいます。ゴリラ体型の重量級では、難しいルートを登るのは正直難しいですね。

そんな無駄なものを、垂直やそれ以上の角度を持った世界は許してはくれません。

重力は強敵ですよ。

 


クライミングは体操競技にも似た体術


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そして、上手いクライマーの登る姿はとても美しいです。
感動的ですらあり、登っている姿そのものがクライマーの自己表現といっても良いと思います。

全ての無駄が削ぎ落とされ、身体の動きがミリ単位で制御されていて、力学的にも完璧に理にかなった動きをしています。だからこそ、垂直よりも遥かにハングした壁でも登って行くことが出来るんです。

もちろん筋力も必要ですが、クライミングは体操競技にも近い洗練されて柔軟で、デリケートな“体術”ともいうべきものだと僕は思います。

とは言え、最初からそんな美しい登りが出来る訳では当然なく、日々岩を登り、高難度ルートにトライし続け、クライミングジムに通い筋トレも欠かさず、食べ物にも気をつけてストイックに自分を追い込んでこそ素晴らしいクライミングが出来るようになる訳です。

 

クライミングだけではなく、他のエクストリームスポーツもそうですし、世の中のどんなカテゴリのものでも同じことが言えると思いますが、一流と呼ばれるものは美しいですよね。無駄なものが全て削ぎ落とされていて、究極に洗練されている。

スポーツもアートもビジネスもモノも完璧を目指せば究極的には同じ所に行き着くのかもしれませんね。

 

答えは1つなのかもしれません。

 

僕のイメージではサイン波のような感じです。全く無駄のない波形。

 


人間味や個性は何事にも重要な要素


自分の最高の音を自分のスタイルで奏でる イメージ

Photo credit: jfew via Visual hunt / CC BY-NC-ND

 

しかし、人間はそこまで完璧になることは出来ず、そのサイン波にノイズや倍音が乗って色々な波形をかたち作り、それが人間味や個性、スタイルといったものになる・・・
いくら洗練したものが美しいとは言え、そんなノイズや倍音がないのは、逆につまらない気がします。

人生も同じかも知れません。
完璧な人生のあり方というものが、ひょっとしたら、あるのかもしれません。

でもそんな人生を送ることは不可能だし、そんな人生は逆にまっぴらゴメンです。

 

どれだけ自分らしいノイズを乗せて、自分の好きな倍音を響かせることが出来るか

それが大事ですよね。

自分の最高の音を自分のスタイルで奏でることができれば、その人生は自己満足に留まらずに人を感動させ美しいと思わせ、何らかの影響を与えるに違いありません。

そう考えると、何かを突き詰めようとする時は引き算ばかりではなく、足し算も必要ってことですよね?。

そうか?難しいですね。

何事にも塩梅ってのが必要だということです。

 

えーと、何を言いたいのか分からなくなってきましたが、万事努力と行動なくして、何かを成すことは出来ないのは間違いのないことですが、自分に磨きをかけて尖らしていきながらもそこにどれだけ自分らしさのエッセンスを加えることが出来るのかが、エクストリームな自己表現を目指す者には大切なことなのかなと思います。

 

この記事を書いた人

中村 光信
中村 光信
マウンテン&ウォーターマンでありグラフィックデザイナー。
オヤジと呼ばれる歳になっても今なお自然を舞台に実践し続けているエクストリームな遊びと、 デザイナーとしての腕一本だけを武器に、好きなことで稼いで自分らしく生きていく、自称「エクストリームオヤジ」として世の迷えるオヤジ達をそそのかすような発信とゴキゲンなライフスタイルを実現する可能性をExploring!