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野田 長世

野田 長世

1972年生まれ。元看護師。現在はフリーランスとしてサイト・メルマガアフィリに取り組み、指導実績あり。 ECCジュニア教室運営者・講師。 企業向けのコンサル・集客プロモーションも手がける。 「愛」をテーマに、教育・文化・行動心理学・マーケティングについて語る。

私の母は78歳、とても元気です。

でも、実はこの母。

「普通の元気なおばあちゃん」

ではありません。


母のプロフィール


 

母は高校卒業後、洋裁専門学校に行きました。

 

当時、女性は中学卒業後に

高校へ進学する人は少なかったのです。

高校から、さらに大学や専門学校にいく人は

とても少なかったのです。

 

洋裁学校を出たあと、母はクリーニング屋で

洋服の繕い物や直しの仕事をもらってしていました。

現代では、衣料品はとても安いので

少し破れたり、サイズが合わないと

捨ててしまい、新しいものを買いますね。

 

破れたのを、縫ってまで直して着る人は

本当に少なくなりました。

でも、当時は戦後まもなく

洋服も高価だったので、破れたりすると

修理に出して大切に着たのです。

 

アイロン

昔の古いアイロンです。

クリーニング屋は、父が自営していました。

当時の母はお嬢様で、とても可愛かったので

父の両目はハートになりました 笑

まだまだ保守的な時代で

家柄のいいうちの娘は、親が決めた男性と

何も言わずに結婚していたのですが

母の場合は父の猛烈なアタックの結果

大恋愛して父と結婚しました。

 

父はクリーニング屋がある程度軌道にのると

人に譲ってしまいます。

自分は建設会社の営業として、

サラリーマンをはじめました。

でも、俺様主義の父が平凡なサラリーマンを

コツコツ続けられるはずもなく

1年も経たない間に退職してしまいます。

 

その代わり、父は勤めていた会社の経営ノウハウを

全て自分のモノにしてしまいます。

そして、自宅の片隅の空き地を利用して

自分で建設会社を開業したのです。

 

建築現場

建築現場の基礎工事の様子

  • 人の真似がうまい。
  • 行動力がある。

これが父の特徴ですが

母は、このようなところが

私はとても父と似ていると言います。

当時は、2x4工法などありませんでした。

 

一般の住宅として主流だったのは

木造の在来工法、または鉄筋コンクリートでした。

どちらもコストが高い建築方法です。

 

当時の父は

「普通の人でも、安く建てられて

居心地のいい家はできないだろうか。」

と、全力で考えていました。

そこで考えたのが「イトン建築」です。

現在でもALC工法として

建築法のひとつとされています。

 

発泡コンクリートで作られたALCパネルは

軽量で無機質、建築材料として扱いやすいのです。

ALC工法がアメリカから日本に取り入れられたのは

1962年ですから、父はまだ新しく、やっている人が少ない

新しい方法を見つけてビジネスにしたのです。

 

まだ、人があまりやっていない事

 

これに注目し、持ち前の行動力で次から次へと契約を取り

父の会社はあっというまに年商4億を突破しました。

 

父と母は銀行からお金を借り

田んぼだった土地を買いつけして

木材を加工する工場や、新しい事務所

材木置き場や資材置き場を作りました。

 

父の会社は株式会社になり

最も裕福だった頃に私は生まれました。

家には洗濯や掃除をする女中さんがいましたし

番犬にシェパードを3頭飼っていて

犬の世話をする為だけのおじいさんもいました。

 

従業員は親戚が多かったので

自宅では毎日パーティでした。

みんな仕事が終わった後、夕食を家族ぐるみで食べ

お風呂にまで入って帰宅していました。

毎日、毎日みんなの食事を作り

母はとても大変だったと思います。

 

コンビニも無い時代でしたから

作業員や従業員のお弁当も

全て母が手作りしていました。

 

アルミのドカ弁にご飯を詰め

卵焼き、しゃけ、野菜の煮物など

でっかい梅干の入った昔ながらの弁当です。

 

父は持ち前の行動力で、会社をさらに大きくします。

でも、とんでもない事が起こりました。

従業員の1人が事務員を騙し

会社の資金を勝手に手形にして引き出していました。

 

彼はそのお金を、パチンコ・競輪・オートレース

競艇など、思いつく限りのギャンブルに使ってしまったのです。

 

競馬新聞

従業員の1人がギャンブルに会社のお金を・・・

その総額、8000万円。

それが原因で、父の会社の負債は1億6000万に。

でも、父はあきらめませんでした。

経営がうまくいかなくなった会社を

父は倒産しませんでした。

 

営業停止にしたのです。

 

それで別の会社を別の社長をたてて

新しくやりなおしました。

子供の頃の私はよく解りませんでした。

中学生だった私は

「父の会社は倒産した」

と思っていたのです。

 

大人になって40歳を過ぎてから

私は本当の事を知りました。

 

父も凄いのですが、もっと凄いのは母です。

  • あきらめちゃダメ
  • できる方法が必ずあるから探す
  • できる事を見つけたら、全て最高レベルでやり遂げる
  • 立派な人の多くは、逆境の中から生まれている
  • 小さな幸せを探して、大切にする
  • 人に価値を与え、自分がいつも笑顔でいる

そして、自分の人生はそこにしかないのだから

うれしい時も悲しい時も自分の人生から逃げ出してはいけない。

母には、先が明確に見えていました。

 

「体さえ健康であるなら、なんとかなる。」

だからなんとかしてしまったのです。

凄いでしょ。

 


母からのメッセージ


 

そんな母は、文章を書くのが大好きです。

私がインターネットビジネスを始め

メールマガジンを発行するようになったのを知ると

 

「今の若い人たちに伝えてほしい。

長世がパソコンで打って、みんなに伝えてよ。」

 

そう言って、チラシの裏にいろいろとネタを書いて

私に渡してきます。

チラシの裏だったり、メモ帳だったり

破ったノートの切れ端だったり。

ビジネス視点が高いのでいつも関心します。

 

むしろ、お母さんがメルマガやLIFEの記事を書いたり

KKKPのトレーナーをすればいいのに 笑

と思います。

でも、78歳の母が今からパソコンを習い

メルマガを始めたり、起業トレーナーをするのは

とても大変だし、母もそれは本当にやりたいことではない

といいます。

だから、代わりに私が発信者になろう!

というわけで、この記事を書いています。

 


母が教えてくれた「7つの人生の道標」


 

母のメモ

母がノートの切れ端に書いたメモ。

これは、実際に母が書いてくれたノートの切れ端のメモです。

ボロボロですが、今でも大切にとってあります。ひとつずつ、説明しましょう。

 

  • うれしいときでも、悲しいときでも自分の人生はそこにしかない。

生まれてから死ぬまで、何の苦労もなく

順調な人なんて存在しません。

人生、人それぞれ様々なことがあります。

でも、自分の人生を誰かに変わってもらうわけには

いかないのです。

だから逃げちゃダメ。

自分の人生はそこにしかない、と母は言います。

 

  • 尚、注意をしてもらえるうちは進歩向上ができる時である。

「言われるうちが花」と言われていますよね。

大人になっても誰かに注意されたり怒られたり。

大人になると、それぞれプライドもありますから

ついカチンとくることもあるでしょう。

 

でも、注意する人の身にもなってください。

あなたに注意をする人は、注意をすれば

進歩したり改善するから、注意をするのです。

また、それによってあなたが成長してくれたら

と考えているでしょう。

 

大切な人だから注意するのです。

もっと、良くなると思うから気にしています。

どうでもいい人には注意なんてしません。

だから、注意されるあなたは

相手にとって大切な人なのです。

 

  • いやな仕事も喜んでやれば好きな仕事に変わってくる。

 

人が嫌だとか、面倒だということを

仕事にすれば、それはお金になると母は言います。

やる人がいないけれども、必要な事というのは

世の中に沢山存在します。

人がやらない事をやれば、それは

「価値の提供」

になるのです。

 

いやな仕事でも、自分が喜んで

仕事の先に提供できる価値を

しっかり理解して、取り組みなさい。

そうすれば、それはお金になるし

自分の好きな仕事に変わるでしょう。

 

  • 立派な人の多くは逆境の中から作り出されている。

 

歴史上の偉人や、現代の成功者。

立派な人は必ずといっていいほど

逆境の中から作り出されている、と母は言います。

人に乗り越えられない試練は無く

その人に丁度いい試練がいつも準備される、

と母は言います。

 

その試練を乗り越えて

ピンチをチャンスに変える事ができた人が

成功できる、というわけです。

 

  • 不平不満は自分だけでなく周囲の人まで不愉快にする。

不平や不満は人を不愉快にします。

自分に直接関係ない愚痴を聞いたところで

相手はどうしようもありません。

 

また、愚痴を言ったあなた自身も

その嫌な場面を脳内に再生することになります。

嫌な場面を再生すると、ストレスになるのです。

愚痴は自分を嫌な気持ちにするだけでなく

人も不愉快にしてしまいます。

 

  • 人を困らせて得たものは自分の身に付かない。

「悪銭身につかず」

という、言葉があります。

人の足を引っ張ったり、騙したり

あるいは、弱いフリをして同情を買ったり

そのようにして、手に入れたお金は

自分のところにとどまらないものです。

 

ですから、人に喜ばれ、感謝される

価値あるものを提供することにより

お金を手に入れるビジネスの方が

長いスパンでキャッシュポイントになるということです。

 

  • 自分の都合だけで善悪を決めると、物事の判断を誤ることになる。

これはとても難しいことなのですが

あなたが今からやろうとすることが出来るか?

それとも出来ないのかは、

今のあなたの基準値だけで

判断するべきではありません。

つまり、自分の物差しだけで

判断しないということです。

 

もし、今のあなたにできない事であっても、

3 日後、1 ヶ月後、1 年後のあなたには

もしかしたら出来る可能性もあるのです。

 

「無理だ」「出来ない」

 

そう決めてしまったとき、あなたはその事について

一切考えなくてもよくなります。

自分の物差しだけで物事を決めないで下さい。

 

それは、とても勿体無いことですし、

あなたが持っている可能性を

つぶしてしまいます。

今のあなたの基準値で

出来るか出来ないのかを

1人で勝手に決めてしまうのは、

利口ではありません。

 

どうしたらできるのかを考えましょう。

もし

「こうしたら、出来る!出来ました!」

と言っている人が居たら、それはチャンスです。

その人ができたその通りにマネをすれば

どんなことであっても 8 割以上は再現できます。

人のしたことですから、あなたにもできるはずです。

 

いかがでしたか。

78歳の母に

「元気で過ごせる秘訣は何か?」

と、たずねると

「よく食べ、そして動くこと!」

と、胸を張っていいます。

今後も、母からのメッセージがあれば

随時お伝えしたいと考えています。

 

 

 

この記事を書いた人

野田 長世
野田 長世
1972年生まれ。元看護師。現在はフリーランスとしてサイト・メルマガアフィリに取り組み、指導実績あり。 ECCジュニア教室運営者・講師。 企業向けのコンサル・集客プロモーションも手がける。 「愛」をテーマに、教育・文化・行動心理学・マーケティングについて語る。