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石橋 秀明
葬祭アドバイザー、葬祭ディレクター1級、株式会社ベルフォーエバー代表取締役 全国160件以上の葬祭会館を展開する、大手冠婚葬祭グループの葬祭業を通じて山口県東部のセレモニーを一手にプロデュースし、家族を失くした遺族に寄り添い、大切な人の最期を真心で飾る葬祭アドバイザー兼ディレクター。過去5000件以上の葬儀に携わり、豊富な経験を活かし家族葬から社葬までトータルにプロデュースし、大切な人の最期に故人への感謝と真心の涙を届けつづけている。

 

 

 

 

重盛鮨

 

今日は、広島県五日市市にある、隠れた名店 重盛鮨をご紹介します。

ここは、お寿司だけでなくて、ここの大将との会話がすごく楽しいです。
嫁と産まれたばかりの娘を連れて、おじゃましました。

落ち着いた雰囲気の店内に、今日はカップルのお客さんが1組いるだけなので、ゆっくり出来ました。
昔ながらの職人さんの大将が気さくに話しかけて来てくれました。

「こんな商売をやってると朝がたに寝て昼に起きる生活をしているから、子供が小さい頃は、泣くと女房に泣かすな??って怒ってたよ。」

えーいきなり、そんな…

子供嫌いなのかなぁ…

と思ってると、

「まぁ、若気のいたりってやつよ」

そんなもんかなぁ(笑)

そんな話をしていると、女将さんがお茶と醤油皿を持って来てくれる。

なんて言うんだろう…と思ってると無言(笑)

「まぁ、夫婦ってのは30年経ってからが夫婦だ。空気みたいなもんだ」

と、言いながら握ったお寿司をカウンターの台の上に置いていく。

 

 

 

 

お寿司

 

まずは、ガリだ。

このガリが絶品。もちろん自家製です。

次に、二貫ずつ寿司が並べてくれる。イカにマグロ、マグロは漬けにしてあって上にワサビが添えられている。このワサビもこだわりのワサビでその場で摩り下ろしたものを添えている。

タコとカツオの炙り、タコは大きくスライスしてあってコリコリの食感で食べごたえがある。カツオも脂が乗っていて炙った香が最高です。

最後に出てくるタマゴ。これが美味い??玉子焼きの美味い寿司屋は、何を食べても美味い。これは間違いない。

そんな調子で8貫のにぎりと巻き寿司が2貫出るのだが写真を撮り忘れていた…

 

 

 

 

職人の会話

 


写真を撮り忘れたのには、理由がある。

大将の話が、かなりおもしろいからだ。どうやら2人の子供さんがいて2人とも、もうそれぞれの家庭持っていて孫もいるようだ。

「子供は、責任があるけど、孫には責任がないから孫の方がかわいいなんて言うが、あれは嘘だ」

「孫はソフトクリームが欲しがるんだが、親は一つしか買ってやっちゃーいけないと言うがソフトクリームのクルクルっとなった看板を見ると店に入って勝手に注文しやがる。俺にはどうしょうもねーよ。」

「孫が店に来てウロウロしてるから、どうしたんだ?って聞いてみると3000円ほど小遣いが欲しいって言う。だけど、お母ちゃんには内緒にしてくれだ。俺も、いちいちそんなことは言わねーよと小遣いを渡すと、サーといなくなる。金がいる時しか来やしない。まぁ孫に小遣いやる為に商売続けてるんだけど。」

「娘が2人いるんだが、たまにシャリが余ったから持って行ってやるんだが、さすがに二軒分は余らないから片方だけに持って行くともう片方からお姉ちゃんだけズルいと電話してくる。」

大将…あんた甘すぎるよ(笑)

「嫁さんの変わりは探せばいるが、子供たちの変わりはいないからね?」

おいおい??

 

 

 

 

女将さん

 

それでも黙って、吸い物を運んでくれる。この吸い物がまた絶品。吸い物は、飲み終えた後に美味しかったと思えるくらいの味つけが絶妙です。最初の一口目は、ちょっと薄いかなぁくらいが丁度いい。

鯛のアラが入っているが、まったく臭みがない。下ごしらえが丁寧な証拠だ。ミツバの香りがほんのりして、なんともホッコリとした気持ちにさせてくれる。

「板場に立つって事は、いろんなことが見えないといけない。孫の1人が大学受験に受からなかったら、うちで修行させようと思ってたんだか、やらなくて良かったよ。」

「やっぱり孫にとって爺ちゃんだから、怒っても聞かないだろうし、俺が丁稚の頃は皿洗いを2年間やったが、孫がにぎり教えてくれって言ったら教えちゃうもんな?」

「板場に立つって事は、にぎりながらこのお客さんの会計はいくらになるとか、座敷で見えないお客さんの食べるペースに合わせて次の料理を出せるようにならないとダメだ。」

そんな職人さんのこだわりを聞いていて、次の品が出てこないからもう終わりかなって思ってると大将が、

「お恥ずかしい話だが、あいつ(女将さん)も修行をしたわけじゃあないから、周りが見えないんだ。だからこうやって茶碗蒸しを出すタイミングが遅れる。」

女将さんには、厳しいな(笑)

しかし、この女将さんだからこそ、この大将に連れ添って来れたんだろうなぁ。

 

 

 

 

茶碗蒸し

 

茶碗蒸しは、ダシが勝負です。吸い物と同じで最初から味を感じるくらいの味つけだと食べ終わったら辛く感じる。

ここの茶碗蒸しは、絶妙な味つけのバランスがある。そして、中に入っている具材の変化も楽しめる。上の方にあるミツバから銀杏、だんだんと具材の重さの段階に分かれ味が楽しめる。

最後にイカの下足が下の方にあるが、下味がついていて、1度煮てある下足を食べやすいように1.5センチくらいの幅に切ってある。


隅々まで、配慮された素晴らしい料理。しかも、これだけのお寿司を堪能してランチだと1人2000円とめちゃリーズナブルです。

この大将との掛け合いを楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごせた。ちなみに、ネットで調べても場所くらいしか出て来ないので実際に足を運んで初めて味わえるお寿司屋さんです。

是非、興味のある方はご一緒しましょう。

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葬祭アドバイザー、葬祭ディレクター1級、株式会社ベルフォーエバー代表取締役
全国160件以上の葬祭会館を展開する、大手冠婚葬祭グループの葬祭業を通じて山口県東部のセレモニーを一手にプロデュースし、家族を失くした遺族に寄り添い、大切な人の最期を真心で飾る葬祭アドバイザー兼ディレクター。過去5000件以上の葬儀に携わり、豊富な経験を活かし家族葬から社葬までトータルにプロデュースし、大切な人の最期に故人への感謝と真心の涙を届けつづけている。