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藤林 イザヤ

藤林 イザヤ

「一日一生」を旨として、未来創造に人生を賭ける異色のビジネスアントレプレナー。牧師という公共の仕事に携わりながら、実業の舞台でも、様々な事業を手がけている。個々の個性や特技を生かした形でマネタイズするプロデュース業も行い、安部首相が打ち出した『一億総活躍社会』の具現化を、現場において推進している。

[title size=”1″ content_align=”left” style_type=”single” sep_color=”#bcbcbc” class=”” id=””]Disparity Crasher(格差クラッシャー)の独白

大学時代から、

ずっと30年以上にわたって続けてきたことがある。

小学生や中高生の子ども達を連れて、

夏のキャンプに出向くことだ。

はなはだしい時は、夏に9つのキャンプを掛け持ちしたことがある。

幼稚園児の1泊キャンプ、小学校1-2年、3-4年、5-6年、

中学生、高校生、大学生のキャンプ、

大人も含めたファミリーキャンプ……で、8つ。

そして、疲れ切った身体を休めるための、

参加だけでよいキャンプ……これで9つ!

いやはや、口の中は口内炎だらけになりながらも、

よくやったものだと思う……。

2008年の夏のことだ。

ある海辺の施設を会場に、小学生のキャンプを行っていた。

その時に、連れていった子たちは、13-4名。

2泊3日のプログラムで、楽しいひと時を過ごしていた……

と、そこに何と、150名もの団体のキャンプが

入って来たのだ!!

うちのキャンプと比べると、10倍の規模!!

うわー、こんなに小学生が集まるんだ!!とビックリした。

で、フト思った。

なんで、こんなに大勢が来るのだろう?

今時、小学生が、これだけ大挙してやってくるとは、

いったい、どういう団体なのだろう……??!!

自分たちのキャンプに、

子ども達を誘うのがなかなか大変だった。

毎年、やっとかっと集めているような状況であった。

方や、150名だから!!

非常に興味が湧いたのだった。


スケジュール自体は……大差ない……


興味が湧くから、その団体の動きをジッとみるようになった。

もちろん、こっちもプログラムを動かしていたので、

チラ見であることは確かだったけれど……

でも、そこで、実感したことがある。

すでに、この時点で、

大学時代以来、23年ほど培ってきたキャンプのノウハウがある。

そのてんこ盛りのプログラムだから、

コンテンツ、内容については、まったくひけを取らない!!

いや、むしろ、こっちの方が、充実しているくらいではないか!!

『なんやねん!!これは!!』

思わず、心の中で叫んだ思いだった。

コンテンツ、内容は良いけれど、人が集まっていないキャンプ……

コンテンツ、内容は大したことがないようなのに、

わんさか人が集まっているキャンプ……

この違いはなんだったのか??

集まっている理由は、間も無く分かった。

英語だ!!

10数名の外国人スタッフがキャンプをリードしていたのだ。

なんだ、英語って、こんなに人が集まるのか!!

ちょっと、どころではない、激しい衝撃を受けたのを覚えている。

何にせよ、集客、ということが、最も難しいからだ。

いくら良いもの、という自負があったとしても、

結局は、振り向いて貰えないことには、何にもならないからだ。

フト見ると、なんとそのキャンプのスタッフをしている中に、

私の友だちがいるじゃないか!!

思わず、声を掛けた。

「いったい、こんなに大勢の子ども達は、どこから来たの?」

答えは明快だった。

要するに、英会話教室が主宰する英語キャンプだったのだ。

それにしても、こんなに大勢英会話教室に、子ども達が集まる?

そのこともビックリだったが……!!

最も驚いたのは、その値段だった!!

何と、一人当たり6万円の費用がかかるという!!

なぬ?!

150人×6万円=……そう、900万円……!!

2泊3日で、約1千万円もぼろ儲けしているのか……!!

というと、聞こえが悪いが、現実だ!!

方や、我々のキャンプたるや……良心的……だけど……

一人当たり、12,000円……!!

15人×12,000円=……18万円……!?

我々のキャンプのスタッフは、みんな自腹を切っている。

こんなことではいかん!!

という思いが、吹き上げてきたのだった。


経済格差が教育格差を生んでいる……?!


単純に、お金儲けの話をしたいのではない!

共有したいのは、こうした英語キャンプが、

極めて高額だ!!という現実なのだ。

もちろん、その経費を喜んで支払って、

子ども達に特別な体験をさせることに、

親が真剣に向き合っておられること自体、

何もいうつもりはない。

しかし、もの言いたいのは、別の点にある。

一人の子どもに6万円もかかるキャンプへ、

いったい、どれくらいの家庭がお金を出すことができるか?

という現実である。

出せる人は良い。

でも、それは限られている。

簡単に言えば、経済的に恵まれた家庭なのだ。

だから、親も頑張って働け、稼げ!!

と叱咤したいところだが……

現実問題として、それぞれのご家庭に、色んな事情がある。

裕福なご家庭だけではない。

中には、母子家庭、父子家庭の子たちもいるだろう。

生活保護のご家庭もあるのが事実だ……

そういった家庭の子たちは、

優勢劣敗が既定路線になっている。

これでいいのか?

これを経済格差というのではないのか?

自問したのだ。

この英語キャンプに来ている子たちは恵まれている。

毎月の教室にも、2万円、3万円の月謝を払いながら通っている。

でも、実際にそんな子ども達だけではない……

ごく限られた子たちなのだ。

どうしたら良いのだろうか?

これが、今につながる大きな問いであり、挑戦となったのだ。

こうした格差を是正したい!!

これが、大きな動機付けとなって歩み出すことになった。

幸い、私にもアメリカに幾つかのツテがあったので、

次から次へと、連絡を取り、英語キャンプをしてくれないか?

と打診していった。

でも、折からの、円高!!

しかも、日本の現実を訴えても、リーマンショック以降、

アメリカ社会の経済的な状況も厳しい……

なので、そういったスタッフを送ってくれるという話は、

まったく来ることがなかったのだ。

そうして5年の月日が流れた……

でも、その間も、ずっと心の中で叫び続けていた!!

こうした教育格差を是正したい!!

具体的に、そういった試みをしたい!!

外国人には、必ず、このようなヴィジョンを語り続けた。

日本の子ども達に、チャンスを与えたいのだ!!

と、夢を語り続けたのだ。

結構しつこい人間だ、ということは、

こういう時にはとっても、役に立つ。

あの衝撃の夏の体験から、丸5年が経過した……

2013年1月のことだ!!

いきなり、携帯が鳴った。

国際電話だ!!

取るや、携帯の向こうから、上気した声が響いてきた。

「イザヤ!

外国人向けに、英語キャンプのプログラムができたぞ!

今年の夏に、どうだ?!」

思わず、携帯を握っていた手が、プルプル震えた……。

そして、二つ返事で応えた。

「是非、お願いするよ!!」

何と、私の語っていた夢、ヴィジョンを、覚えていてくれたのだ。

3年前の話だ。

でも、その3年間に、プログラムを開発してくれたのだ。

しかも、経済格差を是正したい!!という思いを語っていたので、

何と、今回、英語のスタッフは全員、手弁当で来日するという!!

破格のこと!!

あり得ないこと!!

想像を超えたこと!!

だった。

でも、やるか、やらないか?なんて、問いにならない!!

すでに、5年間も、語り続け、願い続け、

いろんな人に、色んな機会に、シェアし続けてきたからだ。

昨日今日の話ではない。

答えは、話を聞いた時に、すでに出ていたのだ!!


英語キャンプから英会話教室へ……!!


2013年1月の電話以来、英語キャンプができる!!

ということで、

少々興奮しながら、準備することになった。

張り切ってチラシを作った。

近隣の小学校、合計10校くらいを訪問して、

合計5千枚くらいのチラシをまいたのである。

2012年は、6年生1人を抱えながら、14名の参加であった。

なので、何とか英語キャンプということで、

人数が倍増することを、願って実施した。

ところが……あにはからんや、残念ながら……人数は

減ってしまったのである……!!

2013年8月は、楽しみにチラシ配布をしていった。

英語キャンプだ……ということで、ドンドン配ったのだ。

ところが、キャンプ、というだけでは、

残念ながら、誰も来なかったのである。

これはショックだった。

逆に、6年生が卒業したら、

その一人を埋めることができなかった……

結果的に、13名だったのだ。

うーん、とうなってしまった。

つまり、キャンプだけでは、来て貰えなかったのだ……

じゃあ、どうする?となる。

値段は、格安!!

あのキャンプの1/3の2万円。

これだったら、一般のキャンプよりも安く、

しかも、英語という付加価値もある……

でも、届いていないことに、深く思い至ったのである。

インターネット事業でも、一般の事業でも、

最も問題になるのは、

集客

である。

この集客ができると、しっかりした流れになる。

そこで、思い出したのが、2008年の夏のキャンプだった。

あの時も、150名の生徒が来ていたが、

基本は、常日頃から、英会話クラスに来ている子たちだった。

すると……

常日頃から、生徒として集まっている子たちが、

夏はキャンプの参加者になる、

というのが、実に自然だ、ということに思い至った。

そこで、英会話教室を開校する運びとなるのである。

この詳細は、また別途、稿を改めたいと思う。

しかし、一つだけ付言するなら、

この教室も、完全に格差を是正する!というコンセプトが

現実の形に成ったものとして、

形にすることができたのである。


アジア諸国との英語能力格差……広がる!!


2013年10月に、京都国際会館を会場としながら、

アジア諸国から500名を超える参加者を受け止めつつ、

全日本から集まってくる大会を主催した。

事務局として働いたのである。

この時に、痛感したことがある。

近くは、韓国、中国、香港、台湾。

そして、南にいくと、ベトナム、ラオス、カンボジア、

ミャンマー、フィリピン、インドネシア、シンガポール、

マレーシア、タイ……

と、文字どおり、

アジア全域から集まってくる国際大会であった。

私はこの時、iPhone一個で事務処理をし続けた。

申込はWebsiteから。

そこから、登録された方に、連絡を入れるのは、

ほとんどがiPhone一個。

この時に、何語を用いるか?

明らかである!!

英語だ。

アジア各国のリーダーたちと対話する時に、

普通に英語が飛び交うのである。

事務局をする人間が、何を求められるか?

英語の即レスである。

いや、鍛えられたことといったら、

この時ほどのタフなことはない。

ちょうど、LINEがドンドン広がっていっていた時である。

直ぐに、色んな打診が飛び込んで来る。

矢継ぎ早に返信をしていく毎日を、

ほぼ、3ヶ月に渡って対応していった。

自分の英語力が、飛躍的に伸びていったことも、痛感した。

これも、大きな感動であった。

さらに言えば、これが呼び水になったのも、事実。

英会話教室を開く時に、アジアのリーダーたちが、

子弟達をドンドン鍛えていて、

英語で学校を運営している人たちも、各国にいたのである。

はて、日本は……??

と、自らを省みる、大きな動機になったのも事実だ!!

日本の英語教育が、

内外格差に揺すぶられている……

この現実が、2013年12月に、英会話教室を開校する、

一気呵成の推進力となったのは、忘れてはならないことである。

こうして、格差を是正したいという思いは、

国内的には経済格差へと向けられた。

また、国際的には、英語能力自体の格差へと

向けざるを得ない状況に追い込まれたのである。

逆にいえば、旧日本軍は、韓国に日本語を押しつけて、

韓国に強いアレルギーを植え付けてしまった。

しかし今、英語教育に、いち早く目を向けて、

非常に熱心なのは、韓国である。

すると、韓国との国際関係を培って行くにも、

日本語でも、韓国語でもなく、

英語という共通語で形成していく時代が、

目前に来ているのである。

こうした状況にあっても、

日本の教育制度は遅々として進まない。

いったいどうしたことか?と、目を覆わんばかりである。

小学校3年生に、正規課目となるのが、2017年から。

1年生から学ぶのは、2020年と聞く。

余りに遅い、遅い、遅いーーーーー!!!!!

アジアの中でも、置いてけぼりになってしまいそうだ。

ならば、公がダメなら、民でやるしかない!

こうして、英会話教室は船出したのである。

キャンプの参加者は、順調に伸びてきた。

2013年は、13名であったのが、英会話教室を開校してから、

その生徒さん達が参加するようになり、

2014年のキャンプは、2泊3日、One Dayを含めると、31名になった。

さらに、2015年は、生徒の実数が増えたこともあって、

2泊3日、One Dayを含めると、71名の参加者であった。

また、英会話教室の全国的なネットワークがあったことから、

別の地域でもキャンプを実施して欲しい、という要請が入った。

そこで、2015年は、熊本の阿蘇で実施することができたのである。

ここにも、19名が集ったので、合計で、90名の参加者となった。

実は、今、各地から、この格安キャンプを、

是非とも実施して欲しい、

という要請が舞い込んで来ている。

3年後には、全国で7箇所のキャンプを実施して、

総勢500名の子ども達が、

英語キャンプの醍醐味を味わって欲しいと願っている。

その為には、スタッフは必要だ……

これは、何とかなる。

でも、一番必要なものは……そう。お金である。

スタッフ達の来日の経費を、丸ごと費用に載せて行くと、

簡単に、他の高額なキャンプと同じ値段になる。

だから、そもそもは、英語キャンプというのは、

お金がかかるものなのである。

すると、お金がある程度あれば、

思い切ったサービスを提供することができるではないか!

こうしたことから、

インターネットビジネスに取り組むようになったのである。

気づいてみると、

2015年の夏には、Korean Americanの子ども達が参加してくれた。

当然ながら、会話は、英語である。

おや、2年前の2013年に、アジア諸国との連携と、格差是正を願ったが、R

そのことが、すでに始まっているではないか!!

ちょっと……いや、かなり、嬉しいことであった!!

2020年、東京オリンピックが開催される。

実は、この段階で、ほぼ初期投資をしたかどうかが、

明確な結果の違いとして出てくるのである。

この時に、中学生、高校生になっていく子たちが、

我々の英会話教室から輩出されていく。

そう!!

オリンピックの時に、立派な通訳やガイドとして、

活躍できる子たちが、現れているのだ!!

私の本拠は京都だ。

オリンピックに来日した方は、JRの乗り放題を使って、

京都には観光にいらっしゃるだろう。

さあ、この時に、京都では、300名を超える子たちが、

ガイドとして待ち受ける……

そう、お・も・て・な・し、を京都でするために……!!

京都駅で出迎え、市内各所を案内して歩く子たちが……

このヴィジョンの中から生まれてきたのか……!!!

そんな2020年を心待ちにしているのである。

格差是正は、単なる、是正ではない!!

これが、子ども達の育成につぎ込まれていく時、

まさに、私のモットーである、

子育ては未来創造事業

となる!!

そんな日本にするのを、みんなでやろうじゃないか!

これが、私のメッセージである!!

この記事を書いた人

藤林 イザヤ
藤林 イザヤ
「一日一生」を旨として、未来創造に人生を賭ける異色のビジネスアントレプレナー。牧師という公共の仕事に携わりながら、実業の舞台でも、様々な事業を手がけている。個々の個性や特技を生かした形でマネタイズするプロデュース業も行い、安部首相が打ち出した『一億総活躍社会』の具現化を、現場において推進している。