数年前の夏休みに両親と一緒に両親の実家に帰りました。両親のお互いの家は近いために、一度に帰ることができるんです。そのとき私は、医師に「うつ」と診断され、何もかもが嫌になっている頃でした。そこで従姉妹が言ってくれた言葉が忘れられないので書いていきます。

 


無理に男と同じことをしなくてもいい


 

従姉妹から言われた言葉は

 

「官僚とか研究者とか頭のいい人は男ばかりでしょう? 男と女は脳の構造が違うんだよ。だから、無理に男と同じことをしなくてもいいんだよ」

 

でした。

 

それは父方の実家に帰っているときでした。私の祖父母はもう亡くなっているので、そこには、父の兄家族が住んでいます。兄家族の子どもたちはみな、結婚して家を離れていましたが、夏休みということもあって、その日は集まっていたんですね。

 

夜に外でバーベキューをしました。そこでたまたま、私は従姉妹のの隣に座ったんです。厳密には血の繋がった従姉妹ではなく、従兄弟の奥さんです。

 

従姉妹は私より10歳上で、もう二児の母です。人生の大先輩ですね。しばらく、子どもの話、最近の学校事情について盛り上がっていました。とはいえ、私はほとんど聞き手でしたが。

 

 

それから私の話になりました。私は大学在学中にうつになり、なんとか卒業はしたものの、うつをずっと引きずっていました。私のいた学科も男ばかりだし、私の兄弟も二人とも男だということもあって、男と競い合うことが多かったのです。

 

従姉妹はそのことをよく知っていてくれたらしくて、そこで上の言葉を言われました。

 

その瞬間、私は涙があふれました。

 

 


泣いた理由は?


 

私は三人兄弟の真ん中です。上と下は男です。両親は男女で差をつけてはいけないと思ったのでしょう。何をするにも平等に育てられました。兄が頭のいい人で、勉強の面でついていくのがやっとでした。受験勉強は特に、死にものぐるいでした。それでなんとか兄と同じ高校にも行くことができたのです。弟も負けず嫌いで、何かと競うことが多かったですね。

とにかく、そういうこともあって、他の二人に負けちゃいけないという思いが日々の生活の中で常にありました。従姉妹の言葉は、そんなことをしなくてもいいよと言っているようで嬉しかったのです。

 

 


まとめ


 

 

男女平等とか言っているけれど、どうしても男女には違いが生まれます。どちらかに合わせようと無理をしている方はこの言葉をたまに思い出して、力を抜いてみてくださいね!