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中村 光信
マウンテン&ウォーターマンでありグラフィックデザイナー。 オヤジと呼ばれる歳になっても今なお自然を舞台に実践し続けているエクストリームな遊びと、 デザイナーとしての腕一本だけを武器に、好きなことで稼いで自分らしく生きていく、自称「エクストリームオヤジ」として世の迷えるオヤジ達をそそのかすような発信とゴキゲンなライフスタイルを実現する可能性をExploring!

こんにちは、エクストリームオヤジの中村です。

 

いつの頃からか国内では、
中高年の方々のあいだで登山ブームが沸き起こり、
昨今ではさらに若い女性が山に登るということも、
ひとつのライフスタイルとして、
流行しているようですね。

 

周囲の人に聞いてみても、山に登ってみたい
という気持ちを持っている人は
結構多いような気がします。

 

なんで皆さん山に登るんでしょうかね。

 

この問いに対して、
「そこに山があるから」という言葉を
思い浮かべる人は多いと思います。

 

この言葉はエベレスト初登頂を目指し、
その登山活動中に命を落とした
ジョージ・マロリーという人物が残した
言葉だと言われています。

 

とても抽象的で意味深な言葉のように感じますが、
実際のところは、新聞記者に「なぜエベレストに登るのか」
をいう質問を受けて、”Because it is there.”
(そこにそれがあるから)と答えた
というのが事実らしいです。

 

何かの頂点を目指すとか、目的を達成するということは
人生やビジネス、遊びの中にも沢山あると思いますし、
山に登ることが、その例えとして用いられることも
良くあることだと思いますが、
山に登ること自体の意義というものは
一体、どこにあるんでしょうか。

 


◎登山とは、山の頂上へ行くことなのか。


 

登山をする人それぞれに様々な理由があると思いますが、
一般的な登山の考え方とすれば、
目指す山の頂上に立つことが1つの大きな目的と
なっている場合が多いような気がします。

 

僕は18歳から登山を初め、22歳から
本格的なロッククライミングをやり始めたのですが、
正直にいうと、山の頂上に立ちたいという欲求が
あまりありません。

 

ひとつの区切りとしての頂上というのは
確かにあると思いますし、登山活動の
ゴールとしてとりあえず頂上に立っておくか
といった気持ちになることもありますが、
頂上を目の前にして引き返すことに
何の躊躇もありません。

 

一般登山からクライミングに活動の場を移してから
その気持ちは顕著になっていったのですが、
僕がクライミングを含む、“山に登る”という
行為に対して意義を感じるのは、
頂上に立つということより、そこに至る過程が
とても重要なことだということです。

 

歩くだけの登山であれば、ひたすら山中を
歩き続けることに満足感を感じますし、
クライミングであれば、ある岩壁に全神経を集中して、
良いスタイルで核心を登りきることができれば、
そこに頂上というものが必要とは感じません。

 

そのルートの最大の難関部分をクリアできたら、
一番上まで行かず、帰ってしまうということも
度々ありました。

 

ヒマラヤにも遠征しましたし、
国内でも北アルプスなどの、急峻な峰々を
眺めていても、頂上で万歳している
イメージは全く湧かず、視線は常にその山の一番
難しい部分を探し、そこを1ミリずつ登って行く
自分の姿を想像してしまいます。

 

かなり山屋としての経験は長いと思いますが、
日本百名山の制覇を目指しているような
中高年の方々などに比べると登頂した山の数は
全然少ないと断言出来ます。

 


◎結果だけじゃなく辿ったスタイルが大事?


槍ヶ岳頂上直下イメージ

槍ヶ岳頂上直下イメージ

 

登山以外でもそういった傾向は共通していて、
何かの目的を達成するまでのその過程を
苦労しながらクリアして行くことが楽しいと感じ、
一旦クリアしてしまい目的に到達出来たとしても
既にその到達点には興味が無くなっている場合がほとんどです。

 

誰にでも行けるようなところにも
あまり興味は湧きませんね。

 

少し前に、知り合いから槍ヶ岳から北アルプス縦走を
誘われて一緒に行ったんですが、槍の肩まで登ったのに、
僕は頂上まで登りませんでした。

 

槍の頂上に到達するには、順番待ちしなければ
ならないのですが、そんなことをしてまで、
頂上へ登りたいという意欲が全くないんです。

 

一緒に行った知り合いは、
せっかくだと言って順番待ちして
頂上まで行きましたが、僕はそのあいだ、
テントサイトの岩の上で裸足で寝っ転がって
久々の縦走登山だったにもかかわらず、
連れをサポートしながら思いのほか
しっかりと行動出来たことに満足して、
穂高の山々を眺めていました。

 

頂上踏まなくても最高の気分でしたね。

 

多分僕は、ある目的を達成するために辿った
スタイルというものに大きな価値を見出す
傾向があるのだと思います。

 

この自分の性格は、
よく言われるような人生の成功法則からしたら、
どんな感じなんでしょうかね。

 

成功者にはなれない性格だったりするかも(汗)

 

でも、僕にはマロリーの言った
“Because it is there.”は理解できます。

 

言葉では上手く説明することができませんが、
僕自身の体でそれを理解しているということを
僕自身の頭が理解しています。

 

そこにそれがあるからなんです。

 

それ以外の理由なんて無いし必要ない。

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生活に流され埋没しそうになりながらも、
「こんなはずじゃない!」と心密かに思っているオヤジたち!

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この記事を書いた人

中村 光信
中村 光信
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