The following two tabs change content below.
井手上 義彦

井手上 義彦

中小企業の経営者を本気で叱れる熱血コンサルタント 「赤字の原因は間違いなく経営者の不勉強!本気で黒字化したければ黙って俺の言うとおりやれ」20年にわたる会計事務所での実務経験から培った赤字の中小企業を”必ず”6ヶ月以内に黒字化する3つの秘策を公開中。

 

話題の新ドラマ【遺産争族】の第3話

が放送となったわけだが、

 

冒頭の朝食のシーン。

 

父・河村龍太郎がおもむろにこう切り出す。

 

「育生くん。その、なんだ。

私の息子にならんか。」

 

いきなりかい!

てか、朝からかい!

 

当然、その場に居合わせた一同は一瞬固まり、

静けさが流れる。

 

数秒後に口を開いた育生が

 

「息子?」

 

そして、龍太郎が続ける。

 

「養子縁組すりゃーいい。

孫が養子になる例はそんなに珍しいこっちゃない!」

 

確かに、その通りである。

 

ちなみに、年間どれぐらい養子縁組が成立しているか

ご存じだろうか。

 

経済研究所の森口千晶教授の調査によると、

アメリカが年間約11万件日本約8万件で、

日米ともに世界有数の「養子大国」らしいのだ。

 

ただし、その内訳は大きく異なっている。

 

次の図を見てもらいたい。

 

養子縁組の構成の日米比較

養子縁組の構成の日米比較

 

日本の場合、ドラマ【遺産争族】のように

婿養子など大人を養子にとる『成年養子』

67%と最も多い。

 

次いで、配偶者の子どもを養子にする『連れ子養子』

が25%。

 

孫や甥、姪を養子にする『血縁養子』が7%。

 

血族でも姻族でもない子どもを養子にする『他児養子』

が1%と続いている。

 

だが、アメリカの場合、養子縁組の対象はほとんど

すべて未成年だというのだ。

 

特に日本と大きく違うのは、『他児養子』が非常に

多い点だ。

 

アメリカでは、公的機関に保護された児童を

養子にする「里親養子」や、

 

海外の養護施設などに保護された児童を

養子にする「国際養子」の割合が高いようだ。

 

ちなみに、国際養子縁組の相手国は、中国、

ロシア、エチオピア、グアテマラなど様々な国

となっている。

 

アメリカでは、「不遇な子どもの救済」

といった動機や、

不妊を動機とした養子縁組が多い。

 

一方、日本では「家の存続」のために養子縁組が

行われている。

 

こうした意識の違いが、図のように大きな違いを

生む結果となっているようだ。

 

そして、ドラマはナレーションへと続く・・・

 

「養子縁組とは、血縁と関わりなく、

法律上の親子関係になる手続きを言う。

 

実の子と同じように相続人の権利が発生するため、

親族は不満を抱く場合がある。

 

最悪の場合は、骨肉の争いに発展するケースも少なく

ない・・・」

 

まさに先月、現在私が相談を受けている案件で、

【養子縁組】を提案したところである。

 

その話については、次回お話しすることにしよう。

 

>>ドラマの解説・目次<<

 

この記事を書いた人

井手上 義彦
井手上 義彦
中小企業の経営者を本気で叱れる熱血コンサルタント
「赤字の原因は間違いなく経営者の不勉強!本気で黒字化したければ黙って俺の言うとおりやれ」20年にわたる会計事務所での実務経験から培った赤字の中小企業を”必ず”6ヶ月以内に黒字化する3つの秘策を公開中。