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中村 光信
マウンテン&ウォーターマンでありグラフィックデザイナー。 オヤジと呼ばれる歳になっても今なお自然を舞台に実践し続けているエクストリームな遊びと、 デザイナーとしての腕一本だけを武器に、好きなことで稼いで自分らしく生きていく、自称「エクストリームオヤジ」として世の迷えるオヤジ達をそそのかすような発信とゴキゲンなライフスタイルを実現する可能性をExploring!

 

もうかれこれ18年前、ネパールヒマラヤのアンナプルナ山群にあるシングチュリ(6501m)という山を登りに行ったんですが、そのときの話をこれから少しずつ書いていきたいと思います。

 

季節はポストモンスーンと呼ばれるヒマラヤを登るには一番良い季節。

標高はそんなに高くはないものの登頂率は低く、さらに僕たちはノーガイドノーポーターで全ての荷物を自分たち3人で運び、ルートも通常の北東ルートではなく南稜のナイフリッジをアルパインスタイルで登るという登山スタイルにこだわった計画を立てていました。

当時も筆無精なためメモや文章にしたのもは何も残っておらず、撮影した写真を見ながら記憶を辿っていきたいと思いますので、人名や名称、行動記録などは正確ではない点は、あらかじめお断りしておきます。

 


いざネパールへ出国からいきなりハプニング


1997年の10月5日早朝に金沢を出発し、その日のロイヤルネパール航空で関空を出発する予定だったのに、待てど暮らせど飛行機が到着せず待機。

挙げ句の果てに、その日は飛行機が来ないというハプニングに見舞われ、航空会社持ちで関空近くのホテルで1泊するはめになる。次の日、仕切り直しでようやく飛行機が到着したが、出発直前に乗客の1人が、嫌な予感がするから飛行機を降りると言い出す始末。

いくら機体がボロいといったってそれは無いだろー!と思いつつもすぐに飛行機は飛び立ち、上海空港で燃料補給のため4時間ほど待たされ、その日の夜中21時過ぎにネパールの首都カトマンズに到着。

真っ暗な機窓に柔らかなオレンジ色の光の塊りが見えてきたと思ったら、それがカトマンズだった。

 

みんな何となく緊張していたせいか、着陸が成功したとき乗客が一斉に歓声をあげて拍手したのには驚いた。

僕も思わず一緒にやってしまったが・・・

 

ネパール王宮ネパール王宮付近。 この前の地震ではかなり被害を受けたようだ

 


初めてのネパールにカルチャーショック


ネパール空港は僕らの便の乗客以外誰もいなく、薄暗くシーンと静まり返っている。

荷物を受け取って、万事のんびりしたイミグレーションをやっと通過し空港の出口を出たとたん驚いた。

空港の玄関は中の静けさに反して人でごった返していたのだが、深夜のオレンジ色の照明に照らされた中、大勢の子どもたちが走り寄ってきて僕らの背負っている荷物を手当たり次第にグイグイ引っ張り出したのだ。

最初は集団のヒッタクリかと思ってびっくりしたが、揉みくちゃくされながら様子を見ていたら「荷物を持つから運搬料をよこせ」と言っているのに気付いた。

しばらく身動きが取れなくて困っているところにようやく現地のエージェントが走り寄ってきて、子どもたちを追い払い、ぼろぼろのバンに僕たちを押し込んだ。

電球の光と焚き火しかない街のでこぼこの道をバンは走り抜け、ホテルに到着したのは深夜12時を回っていたと思う。

 

カトマンズのホテルの玄関カトマンズ滞在中に宿にしていたチベット人経営のホテル

 


雰囲気に慣れる間もなく物資調達


僕たちがカトマンズでの宿にしていたのは、フロントにかわいい看板娘がいるチベット人が経営する場末の小さなホテルだ。

朝起きると、チベタンブレッドとチャイ(紅茶)の簡単な朝食を済まし、まずはメンバーの知り合いのネパール人が経営する画廊へ挨拶に行く。

カトマンズ滞在時は現地で調達する物資の買い込みや諸手続きを行いながら、この画廊でネパール風餃子のモモをサンミゲルビールで流し込むというのがお決まりのスタイルとなった。

ネパールの首都カトマンズは熱気で溢れ返っていて、排気ガスと生き物の糞尿とお香が混ざりあった刺激的な臭いがするカオスの街だった。

 

ネパール人画商の店他の2人のメンバーと、知り合いのネパール人画商の店にて

 

夕方近くのカトマンズホテルの窓から見る夕方近くのカトマンズの街並み

 

 

この記事を書いた人

中村 光信
中村 光信
マウンテン&ウォーターマンでありグラフィックデザイナー。
オヤジと呼ばれる歳になっても今なお自然を舞台に実践し続けているエクストリームな遊びと、 デザイナーとしての腕一本だけを武器に、好きなことで稼いで自分らしく生きていく、自称「エクストリームオヤジ」として世の迷えるオヤジ達をそそのかすような発信とゴキゲンなライフスタイルを実現する可能性をExploring!