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石橋 秀明
葬祭アドバイザー、葬祭ディレクター1級、株式会社ベルフォーエバー代表取締役 全国160件以上の葬祭会館を展開する、大手冠婚葬祭グループの葬祭業を通じて山口県東部のセレモニーを一手にプロデュースし、家族を失くした遺族に寄り添い、大切な人の最期を真心で飾る葬祭アドバイザー兼ディレクター。過去5000件以上の葬儀に携わり、豊富な経験を活かし家族葬から社葬までトータルにプロデュースし、大切な人の最期に故人への感謝と真心の涙を届けつづけている。

最近、アタマから離れないフレーズがあるんですよ。

みなさんも、きっとそうかも知れません。

僕は昔から歴史が好きでした。ちょうど、Koeiの「信長の野望」が流行ってたんですよ。かなりハマって朝から夜中まで黙々とやってた記憶があります。

いろんな武将が出てくるんですが、武将一人一人の個性も表現されていてグラフィックも綺麗で中学生ながら胸がときめきました。現代では歴女なんて言うコスプレーヤーもいるみたいですね。


宮島侍って知ってる?


僕の住んでる山口県岩国市の近くに広島の宮島というところがあります。この島は西の京と言われて隆盛を極めた大内氏を謀反で殺して一時期、周防長門(現、山口県)をおさめた陶晴賢と毛利元就が戦って毛利氏が大勝利した事で有名です。

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で、この宮島にもご当地ヒーローの歴女がいます。宮島侍小早川美月さんです。

めちゃかわいいですよね。観光の外人さんとかと一緒に写真が撮影できたりイベントがあったりしますんで興味ある方は要チェックです。

話は脱線しましたが、僕の場合そんな歴史好きなので葬儀の仕事が天職になったのかなぁ~なんて思っています。葬儀って昔からの習わしとかその地域独特の習慣とかがあって歴史的観点から見ても非常に興味深い事が多いのです。

例えば「18番(おはこ)」という言葉がありますが、今では得意な歌の事を言いますがこれって宗教用語で阿弥陀如来さまの「願い」の中の「他力本願の願い」が18番目のに挙げられる「願い」から来ているんです。


歴史漫画は勉強になるよ。


僕は日頃からテレビは見ない人なのですが、子供がやたらと「本能の変!本能寺の変♪本能寺のへ~ん♪」って歌うので気になって聞いてみると、なんか流行っているらしいですね。

僕の中で本能寺の変が流行るなんて中学生時代の大河ドラマ「信長」以来です。1582年の6月2日の早朝に家臣の明智光秀に織田信長が打たれた事件。当時の大河ドラマではサスケというアフリカ人が奮闘し森蘭丸が信長と一緒に弓で応戦する場面が印象的でした。

人間50年下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり~

この歌をよみながら火をつけた本能寺で自害し果てていく信長に熱い想いを感じながらテレビに食い入るように見ていたのを思い出します。

思えばこの頃から自分は人生で何が出来るのだろうと考え出した時期でもあります。

そして歴史上の人物に興味を持ち、いろいろな漫画を読みました。漫画に学ぶ歴史は臨場感があり没頭しました。この人は、どのような一生を生きてきたのだろう。この人は何を考え思ってこの選択をしたのだろう。好奇心と漫画にでてくる人々の熱い想いを感じては胸が熱くなりました。

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特に武田鉄矢さんが監修した「龍馬がゆく」という漫画があったのですが幕末の志士たちの烈火のような人生に「カッコイイ!!」「自分も将来はこのように熱くなれる人生が送りたい!!」と憧れました。



YouTubeのような情報発信は重要ですよ。


便利な世の中になりました。インターネットを使って情報を発信出来る時代です。今日もある方の動画を見ていたのですが、「これからは「個」の時代だ。ソーシャルを活用して自分の情報を発信できるメディアを持てる時代になった。大手の広告会社やテレビ局のような大企業はそんな「個人」が出現することが脅威になる。」とおっしゃっていました。

「反対にインターネットを活用して情報発信できない個人は立ち行かなくなってくる」とも言っていました。まさにその通りだと思います。

少し前まではブログが全盛でブログは資産だと言われていましたが、今はソーシャルを活用することが重要です。そしてこれからは動画をいかに活用出来るか?このことが個人で情報発信していく上で非常に重要になってきます。

その為のYouTubeスキルは欠かせないですね。

エグスプロージョンさんという方たちがいます。YouTubeの活用方法が非常にうまいですね。1本の動画の再生回数が4000万回とか超えています。凄いですねーヒカキンさんが抜かれる日もそう遠くはないかもしれません(笑)



疑問


確かにエンターテイメントとしての価値は素晴らしいと思います。僕自身も見て笑っちゃいました。学校のテストの時にこれなら忘れないインパクトがあります。「いいくにつくろう鎌倉幕府」なんて語呂合わせで歴史を勉強していた世代の僕たちから比べたら覚えやすいですよね。身体を使ってダンスなんかしたら絶対に忘れませんよ。

しかし、


しかしです。


我が家でも小学生の子供が鼻歌交じりに「本能の変!本能寺の変♪本能寺のへ~ん♪」って歌ってるのです。


そこに僕が子供の頃に抱いた熱い想いや感動はありません。


信長が何を感じ、どんな夢を描き、この国を憂いたのか。志半ばで果てる、その一瞬に、なぜ敦盛を詠んだのか。そんな事は1ミリたりとも感じられないのです。


この歌で本能寺の変を暗記した子供たちは、どんな大人に育つのでしょうか。甚だ疑問です。こんな事を言ったら冗談も通じない硬いやつなんて思われるかもしれませんが歴史とは我々日本人の生きてきた足跡なのです。


1500年代の戦国時代の事だから笑って許されるのでしょうか。これが第二次世界大戦の事だったら受け入れられるのでしょうか?エグスプロージョンさんは広島の原爆投下の歴史をこのように表現する事が出来るのでしょうか?


影響力があるからこそ、考えて欲しい。日本の大人たちは、こんな疑問を感じないのだろうか。疑問を感じても世の中に受け入れられているからと受け入れていいのだろうか。


常識と非常識は多数決で決まる。

この本能寺の変が常識になる日は近いでしょう。やがて僕が学んだ本能寺の変は非常識になってくるでしょうね。こんな国は世界広しと言えど日本だけではないでしょうか。


古き良き日本人の心は次第に薄れてきています。


「人間50年下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり、一度、生を得て滅せぬもののあるべきや」

この記事を書いた人

石橋 秀明
石橋 秀明
葬祭アドバイザー、葬祭ディレクター1級、株式会社ベルフォーエバー代表取締役
全国160件以上の葬祭会館を展開する、大手冠婚葬祭グループの葬祭業を通じて山口県東部のセレモニーを一手にプロデュースし、家族を失くした遺族に寄り添い、大切な人の最期を真心で飾る葬祭アドバイザー兼ディレクター。過去5000件以上の葬儀に携わり、豊富な経験を活かし家族葬から社葬までトータルにプロデュースし、大切な人の最期に故人への感謝と真心の涙を届けつづけている。