「ミニマリスト」が流行語大賞候補に選ばれましたね。ミニマリストとブロガーは相性が良いようで、ブログを見ていると、この言葉はよく目にします。無駄を削り取っていくという考え方は良いのですが、多くの人は安易にミニマリストになるべきではない、と私は思います。

 


ミニマリストは際限がない


 

ミニマリストは生活の中から余分なものを処分して、快適に暮らそうとします。しかし、その処分に限度というものは定められていません。ものを減らしても「まだまだイケる」と思えれば、いくらでも処分できるのです。

 

その上、人間というものは、ものがなくなってスッキリした部屋を見ると、達成感を覚えてしまいます。ものを処分することが幸福になるんですね。そうして、この幸福を再び得ようとどんどんものを処分するようになります。

 

幸福は2度目、3度目ともなると、感動が薄れてしまいます。そうなってくると、今度は大きなものを処分しようと考えてしまいます。それは大事なものかもしれないし、必要なものかもしれません。

 

とにかく、一度味を覚えてしまえば、もう一回、もう一回となり、終わりがありません。これがミニマリストの危険です。

 

 


安心してミニマリストになるために


 

 

ミニマリストになるべきではないと話しましたが、それはあくまで「安易に」という意味です。よく考えて自分で決定したのであれば、ミニマリストになっても良いと思います。

 

安心してミニマリストになる方法は簡単です。普通の生活を手放さないこと、です。ものを処分しすぎないということはもちろんですが、大切なことは他にもあります。

 

何か人生の目標を立ててください。ミニマリストの中には、ものを最小限にすることに熱中してしまい、ものを減らすことが目標となってしまいがちです。そうではなく、人並みに目標を立て、目標を達成することが大切です。

 

 

自分に陶酔しないことも大切です。「ミニマリストであること」を何か特別なことだと捉えて、人を見下すことだけはしないようにしてください。ミニマリストはライフスタイルの一部であり、それを行っているから偉いなどということはありません。

 

掃除を掃除機でやるか雑巾でやるかの違いでしかありません。自己紹介するときに「私は掃除機で毎日掃除しています」なんて、言わないですよね? それと同じく、自分から進んで話すことは避けた方がいいでしょう。

 

 


まとめ


 

 

いかがでしたか?

ミニマリストは安易になるべきではない理由がわかったでしょうか。ミニマリストは少し間違えると底のない沼のようです。

 

沼に足を踏み出すのは自由ですが、それで周囲に迷惑がかからないようにしたいものですね。