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都並 佑樹

都並 佑樹

1972年生まれ。東北大学大学院修了。技術士(総合技術監理・建設)。頑張って取得した学歴や資格が、返って人生を消耗させていることに矛盾を感じたことがありませんか?数年前の私のように。古い常識を打ち破り、まずは年収10倍UPを共に目指しましょう!コモディティからの脱却を応援します!

今回は、ストレス社会を生き抜くのにとても役立つツールとして無限連用日記をご紹介します。

日々仕事に忙殺されストレス状態に晒されていると、どんどん認知が歪んできます。でも、自分を客観視(メタ認知)する技術を身に付ければ、ストレスなんて怖くありません

このツールは、続ければ続けるほど資産が溜まっていき、将来の自分の大きな財産になります。ブログを始めるのはハードルが高いという人にもおすすめです。

読んでみて興味を持ったら、今すぐ始めてみませんか?

 


1.無限連用日記とは?


無限連用日記とは、エクセルのようなスプレッドシートに、縦に1年間の日数、横方向に年が経過していく表を作成して、その中に毎日日記を書いていくものです。いわば一生分の日記です。

基本はこれだけ。何を書いても自由です。今ならGoogleスプレッドシートというものがあるので、ネット環境さえあればどこからでも自分の日記アクセスでき、とても手軽ですね。

サンプルを示します。

無限連用日記
この日記の良い点は、時間の流れを俯瞰できることです。2年目以降は、前の年の同じ日に何をしていたか?も一目で分かります。

毎日ブログを更新している人もいるかもしれません。ブログにはブログのメリットがありますが、一記事一記事見ていかないとならないので、時間の経過での自分の考えの変化(成長)を捉えにくいのではないでしょうか?

 


2.私の使い方を公開します!


私の場合、1日につき2つセルを用意して、上段にその日の出来事など客観的なこと、下段にそれに対して考えたこと、気づいたこと、その時の感情などを書くようにしています。

上段の方にはその日の出来事以外にも下記のメモを書き込んでいます。

  • 購入した本、読んだ本の名前(できればなぜその本を読もうと思ったのか?)
  • 大きな買い物をしたもの
  • 毎日ではないけど健康状態のメモ(口内炎ができた、胃が痛い、眠れなかった、体重など)
  • 別途行っているブログ記事のタイトルとリンク
  • 社会的な事件

 

そして、これこそが真骨頂でもあるのですが、将来の日付のところに未来の自分へのメッセージや質問を書いておくようにしています。

例えば、今のプロジェクトが煮詰まっていてとてもストレス状態にある時に、そのプロジェクトが終わった日の欄に
「○○は無事に終わったか?(○月○日記載)」と言った感じです。

また、人生に関わる大きな決断をした時にも、例えば、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後の日付のところに、「今でもしっかり続けているか?」「成果を出せているか?」と問いかけておきます。

ただし、これを厳密にやろうとすると、記録することが多くなりすぎて、結局続かなくなりますよね。そうなってしまっては本末転倒なので、完璧を求めずにゆる~くとりあえず毎日続けることを心がけます。

 


3.得られる効果は?


効果その1 メタ認知の習慣が身につくこと。

これにより、ストレスに押しつぶされることがなくなります。

この無限連用日記を続けていると、1年前、2年前の今頃は何に取り組んでいて、どんなことに悩んでいたか、自然と目に飛び込んで来ます。(ブログだと過去記事を見るには、検索したりしないとならないですよね。)

その結果気づくのは、「毎年似たようなことで悩んでいる」ということ。そして、その数日先の記録を見ると、全く問題なくクリアーしているわけです。その時には、喉元を通り過ぎて熱さなんかとっくに忘れています。

つまり、自分の近未来が、過去の記録から見えて来ることになります。同時に、去年よりも成長している自分にも気づくはずです。

また、プロジェクトが終わった日のところに来ると、一番苦しんでいた時期の自分から質問が投げられています。

しかし、今の自分から振り返ったら、本当に苦しかった期間なんてほんのわずかだということ、そしてその不安感にしても全く恐れるに足らないものだったということにも気づくかもしれません。

こういう客観的な事実や経験を一つ一つ積み重ねていくことで、メタ認知が出来るようになってきます。そして、目の前の見えない敵に押しつぶされることが、だんだん少なくなってきます。

なお、メタ認知とは、認知している自分を認知することです。つまり、自分が今こんな感情を持っている、ということに第三者的に気づくことです。

過剰なストレス状態に陥っている時は、自分の思考のクセ(バイアス)により認知が歪んでいます。そのために自滅している場合がほとんどなのです。

 

効果その2 初心に帰ることができる。

物事を決断した時の情熱は、時間とともに薄れてきます。そして、途中で迷いも出てきて、やめてしまう場合もあります。

そこで、将来の自分へのメッセージを予めセットしておくことで、強制的に初心を思い出させることができます。
自分へのステップメールですね。

何か新しい習慣を身につけようと思ったら、自分のやる気や根性だけに頼るのでは、絶対にうまくいきません。

あらゆる手段を取り入れて徹底的取り組むことでようやく達成できるのだ、ということを知るべきです。

その手段の一つに仕組み化するというのがあるのですが、定期的に初心に帰る仕組みを構築するのにとても役立ちます。

 

効果その3 自分の変化を認識できる。

単純に、「その時々で自分が何を考えていたか」についての記録を残しておくことは、自分の変化を捉えるのにとても役に立ちます。

自分の人生の定点観測です。

1週間や1ヶ月では、自分の変化はほとんど認識できません。しかし、1年、2年というスケールでは、変わっていないつもりであっても信じられないくらい変化していることに逆に驚かされるでしょう。

そして、自分の成長を自覚することによって、セルフイメージの向上につながります。

 


4.おわりに


縦横(長期・短期)の時間軸の中で今の自分を俯瞰するツールとして、無限連用日記を紹介しました。真の威力が発揮されるのは1年以上継続してからになりますが、毎日更新することでどんどん資産価値が高まっていくものです。

多忙なビジネスパーソンにとっては、

  • メタ認知の習慣が身につくこと。
  • 初心に帰ることができること。
  • 自分の変化を認識できること。

の効果により、ストレスに押しつぶされることなく自己成長をしていくことが可能となります。

大きな壁を乗り越えるための答えは、たいてい過去の自分の中にあるのです。

今日という日を無駄にせず将来の資産にするために、少しでも良いと思ったら今日から始めてみませんか?

なお、無限連用日記は、こちらの書籍で紹介されていたものです。

「知」のシャープナー 人生が変わる知的生産日記 (光文社新書)、御厩祐司著

今回挙げたこと以外にも様々な効果がありますし、使い方も人それぞれ工夫次第です。

かなり有用なツールなのに、世の中の認知が低いのが残念です。本のタイトルが抽象的すぎるかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

都並 佑樹
都並 佑樹
1972年生まれ。東北大学大学院修了。技術士(総合技術監理・建設)。頑張って取得した学歴や資格が、返って人生を消耗させていることに矛盾を感じたことがありませんか?数年前の私のように。古い常識を打ち破り、まずは年収10倍UPを共に目指しましょう!コモディティからの脱却を応援します!